内容:令和07年 第03回 白子町議会 定例会(二日目・最終日)
開催日時:(令和07年)2025年 09月 25日(木)
討議テーマ:町有地中里プール跡地を巡る裁判(和解案)
議長:梅澤 哲夫
再生:10分 21秒
【経緯】:
❶ 定例会初日(09月08日)は具体的な討議を見送り、後日(09月25日)開催議会で改めて審議予定となっていた。
❷ 定例会二日目となる09月 25日(木)、議会開催と同時に即休会となり、その間、別室で「全員協議会」(議員参加。町民の傍聴不可・非公開会議)が開催された。この席上で緑川輝男・町長( 代理説明者:斎藤貴人・総務課長 )より和解案の説明が実施された。
❸ 約 1時間の休会後、議会は再開。和解案は質疑、討論が無いまま即採決・議決された。 ☞ その様子は上記動画で視聴可能。動画再生開始から、09分40秒~視聴可能。追加日程第4 議案第1号「和解について」は僅か、40秒で採決が完了している。
【課題】:
❶ 当該裁判は、現・白子町長・緑川輝男氏が、白子町・副町長時代に起因・招来する裁判であり、裁判所和解案で ” (過年度の)杜撰な白子町行政過失 ”(契約管理の不在等)も千葉地裁の和解文書で厳しく指摘されている。
❷ 更に、原告である白子町の職員による裁判相手先(被告)に対する情報漏洩も裁判記録から明らかとなっている。☞ 白子町職員による情報漏洩に関しては、市民オンブズマンの会白子・会長が既に監査請求を提出しており、近時、監査委員との面談・陳述を予定している。
❸ 本来、白子町長・緑川輝男氏が白子町民に対して、裁判内容、和解に至る経緯、和解内容、課題、再発防止策等の丁寧な説明が必要であったが説明責任を回避している。裁判(和解案)の具体的な説明が緑川町長から白子町民に示されないままである。本来議場に登壇し説明すべきは緑川輝男・町長( 代理説明者:斎藤貴人・総務課長 )であった。今回、沈黙・着座のままであり、自ら白子町民に議場にて説明しようとする姿勢・意思表示は一切無かった。
❹ 白子町議会(二日目・最終日)で白子町民に開かれた議場で討議すべき議案にもかかわらず、議会開催宣言後僅か30秒足らずで閉会(休憩)を宣言し、議会休会した時間帯(約1時間弱)に「全員協議会」で密室討議されている。
❺ 議会再開後の議会運営は、緊張感の無いまま質疑も討論も無いまま採決されている。議員に求められる、白子町行政に対する牽制機能を全く果たしていない。何故、かかる裁判にまつわる重要事案内容(=密室空間である全員協議会での討議内容)を議会で取り上げなかったか、梅澤哲夫議長の見識も問われる議事進行振りであった。
【特記】:〔動画内容・抜粋〕(杜撰な総務課長・回答紹介)
追加日程第3 承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて (損害賠償の額の決定及び和解について)
この動画内で議論されている承認第1号、白子町職員による交通事故(損害賠償の額の決定)を巡る大多和正之・議員の質問は正鵠を射る真っ当な質問である。交通事故の内容(業務中なのか、否か、どのような業務遂行上の交通事故なのか)を問う質問に対する町長・緑川輝男、( 代理説明者:斎藤 貴人・総務課長 )の余りに杜撰な回答振り(事故報告を把握しないまま議会説明に臨み、回答に難渋する総務課長、そのまま放置・放任する緑川輝男・町長並びに交通事故関係部署・商工観光課の幹部職員諸氏の沈黙)には、驚かされる。裁判の和解に至る白子町行政対応の杜撰さと、(別件ではあるが)職員による交通事故後の行政対応のお粗末さは通底している(一事が万事、杜撰であり、お粗末である)。
再生開始:05分30秒~
【補記:】 定例会二日目となる09月 25日、議会開催(10:00)と同時に僅か 30秒程で休憩を宣言する様子 は下記動画を参照されたい。☞ https://www.youtube.com/watch?v=67a_-gJZgAA
以上
市民オンブズマンの会白子・会長