白子町民各位 2024年04月10日(水)
件名:白子町立小学校統合を巡る白子町議会の動き(03月13日議会で予算案否決)
連載第〔11〕です。
<連載理由>
白子町民にとって過年度より課題であった白子町立小学校統合問題。関係委員の適切かつ地道な努力を経て「現在の3校を統合して、1校にするべき」との白子町小学校適正配置等検討委員会の方針が示されたが、関連予算が否決される事態となった。
昨日(04月08日)、白子町議会・臨時会議が開催された。町立3小学校の統合に関する補正予算( 1億 2,000万円)が否決された。
<3小学校統合延期>(速報)
白子町教育委員会は、約2年間に渡る白子町民、関係する識者等との協議を通じ、町立3小学校の統合を進めたい考えであった。今回の補正予算案が否決されたことにより、統合は少なくとも 1年遅れとなった。2029年には 3校で 2学年が同じ学級となる「複式学級」が発生する恐れがさらに強まった。
〔補正予算・否決議員〕:❶ 大多和 秀一(会派 みらい)、❷ 今関 勝巳(会派 みらい)、❸ 酒井 良信(会派 みらい)、❹ 今井 滋則(会派 みらい)、❺ 大多和 正夫(会派 みらい)、❻ 大多和 正之(会派 みらい)、❼ 市川 隆子(日本共産党)
《 補正予算・賛成議員 》:① 宗島 まさひと、② 髙山 りゅういち、③ 大塚 たかみつ、④ 前田 みつひろ、⑤ 秋葉 広行、⑥ 長島 せいいち
<解説>
3小学校統合に賛成しながら、予算案を否決する〔補正予算・否決議員〕の「見識」が問われている。尚、否決議員( 7名 )の内、議員・市川 隆子(日本共産党)を除く 6名全員が「会派・みらい」所属議員である。前号<191>にて 幹部職員 ” A ” 氏のコンプライアンス違反を問うた 議員(当時)が、白子町議員( 10名)により、議会当日朝、いきなり提案・議決により、本人の一切の弁明の機会無しに ” 問責決議 ” された事実を指摘。問責決議案提案議員・大多和 正夫の議会での発言を紹介致した。
今回の記事で、問責決議案を巡る議長・酒井 良信 の議事進行に関する経緯を再掲。常軌を逸した ” 問責決議 ” 議事進行を振り返る。
<会派・みらい>( 過年度の活動履歴 )
● 問責決議議長・酒井 良信の議会運営( 06 分 56 秒)
https://drive.google.com/file/d/1v9vjOtRgUQfMXmQDR0fggp1Op-6Z9ag-/view?usp=sharing
<問責決議 賛成議員>( 10名 起立・賛成 )
① 大多和 正夫 (議案提案議員/会派・みらい)② 梅澤 哲夫(賛成議員/会派・みらい)③ 北田 百人(賛成議員/会派・みらい)⑤ 議員・板倉 正道(会派・みらい)⑥議員・ 大多和 正之 (会派・みらい)⑦ 議員・今関 勝巳(会派・みらい)⑧ 議員・大多和 秀一(会派・みらい)⑨ 議員・今井 滋則(会派・みらい)⑩ 議員・市川 隆子(日本共産党 )
出典:<45>問責決議・議長 酒井 良信 氏の 常軌を逸した” 議会運営 ” を問う
【 所感 】
❶ 問題とされた議員の発言は、令和 3 年 12 月 10日に開催された議会での発言であり、発言してから 3 か月後に いきなり議員本人の反論も聞かないまま、問責決議の議事進行を行った議長・酒井 良信の責任は重い。
公平・公正を願う白子町民を愚弄するものであり、白子町議会を愚弄し、名誉を傷つけたのは、問責に賛同した議員達( 10名 )自身である。
❷ 町立3小学校の統合に関する補正予算( 1億 2,000万円)否決議員は、会派・みらい所属議員と、議員・市川 隆子(日本共産党 ※ )である。上記、「問責決議」賛成議員と 何故か ” 全く同じ構図 ” となっている。
※<補記>国会の行政監視機能を強め、民意を反映した「徹底審議」の国会に改革します。行政監視機能、国政調査権、徹底審議、開かれた国会。国民を代表する国権の最高機関であり、唯一の立法機関である国会の重要な役割は、政府行政を監視監督することです。出典:「国会改革」と議会制民主主義(日本共産党HPより抜粋)
<今後の動き>
3小学校統合に賛成しながら、予算案を否決する〔補正予算・否決議員〕所属議員の「見識」が問われている。次号では否決議員の議場での発言内容を、順次吟味する。
以上
市民オンブズマンの会白子・会長
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