白子町民 各位
白子町議会議長・酒井良信氏より公開質問状への回答を入手致しました。
令和 4年 3月 15日
市民オンブズマンの会白子 会長 様
白子町議会 議長 酒井良信
公開質問状への回答
令和 4年 3月 10日付けの公開質問状に対して下記のとおり回答します。
記
1.「白子町議会事務局にて閲覧に供される会議録についても、真正な会議録ではない会議録を用いるのか。」については、次のとおりです。
◎白子町情報公開条例 第 7条 各号のいずれかに該当する情報(不開示情報)が記録されている場合には、不開示とすることがありますのでご承知おきください。
2.「上記は住民の知る権利(憲法第 21条)の侵害であり、白子町議会におけるコンプライアンス上重大な問題だと考えるが、白子町議会の見解は如何。」については、次のとおりです。
◎知る権利は尊重しますが、個人情報を守る義務もありますのでご理解のほどよろしくお願いします。
https://drive.google.com/file/d/1uZqMeUyl7xgWtAvooiTkbcd6mub-a2y8/view?usp=sharing
【市民オンブズマンの会白子・会長所感】
公開質問状に記載の背景に一切言及しない”極めて表層的な回答”であると考える。
<質問の背景>
❶ 令和 4年 3月 4日、白子町議会ホームページにて公開された白子町議会令和 3年第 4回定例会会議録が、地方自治法第 123条第 2項に基づく議員らの署名のある議会会議録と異なる内容であった点。
❷ 令和 4年 3月 9日行政文書部分開示決定通知書により開示された白子町議会会議録には 黒塗りが計 9カ所あり、”黒塗りカ所” は明らかに ”白子町幹部職員” という公人の不祥事に関する会議録を不開示としたものであり、白子町民の権利を著しく侵害している点。
❸ ホームページ上に掲載された会議録は議会を傍聴した内容と明らかに異なる会議録となっている点。議会終了後、議員発言内容を一方的に編集・改編されている。真正なものとは認められない点。
【今後の動き】
” 個人名の非開示 ” を含め相応の配慮を行った上で、『議会傍聴録』を全文公開致します。黒塗りされた 9カ所の内容とホームページ上に掲載された会議録との異同を指摘します。
同時に、”何故、会議録を編集・隠蔽するのか”、白子町議会の構造的な基本背景を白子町民の皆様と一緒に考えていきたいと願っております。